第21回ダンスフォーラムコンサート報告つづき

1.ツバメの伝言 1996年2月浦和市文化センター小ホール(現在さいたま市文化センター小ホール)で第1回ダンスフォーラムコンサートは行われました。第3部「ドクタードリトルアフリカ行き」その時に登場したツバメの衣装をそのまま使っています。丈夫な衣装でしょう?皆さんそれから何年経過したか計算してくださいね。アキオはもう計算できません。今回のツバメさんたち、スピードが半端なくてドリトルは目が回ってしまいました。大切なお知らせを伝えてくれて本当にありがとう。

2.航海へ  横切るだけの小さな船ですがこれは5代目ぐらいになります。作っては本番後に捨てる、を繰り返していましたが今回は数年前のものを使いました。世の中はリサイクルの時代になりましたもので。というか段ボールと新聞紙、100円ショップのペイント3個でできちゃうのでどなたか作ってくれませんか?よく見るとかなりボロボロの船、ドリトルとスタビンズ無事に帰れるか心配。

3.疫病にかかった動物たち  子供たちは動物に変身するのが大好きで、しかもみんなよく似合うのです。王子様お姫様の世界も素敵ですが、ダンスフォーラムでは動物になれます!疫病にかかって具合が悪い動物たちをしっかり演じてくれました。

4.ドリトルの薬は効かない  ピンチです。せっかく用意して持ってきた薬がことごとく効き目がない。これはもう噂の魔女、たくさんの知恵を持ちながらたった一人ジャングルの奥深くに暮らしているという魔女を探し出そう。体力の残っている大き目の動物たちに手伝ってもらい手分けしてジャングルをかき分けていきます。

5.魔女と薬草~6.魔女の踊り  前回ではドクタードリトルの妹サラを熱演してくれましたが、今回は気難しそうな孤高の魔女に。いろいろな病気や怪我に効く薬草を教えてくれました。一頭の動物に薬草を試してもらうとたちまち元気になりました。動物語を研究しながらコミュニケーションをするドリトルとは違い、自らいろいろな動物になりきりその本質を探究する姿勢は魔女の中の魔女。ドリトルは魔女の知識の海にいつまでも浸っていたかった。でも、疫病の動物たちが待っています。先に帰ったスタビンズのもとへ引き返します。

7.薬草を探せ!~8.煎じて煎じて飲んで  スタビンズから話を聞いた動物たちは一生懸命、地を這いつくばってその薬草を探し出します。早速薬草をちぎって煎じてクスリが出来上がりました。順番にクスリを飲み効き目が表れるのを静かに待ちました。ドリトルの合図で立ち上がると動物たちはみんな元気になっていました。

9.元気になったダンス~フィナーレ  薬草を教えてくれた魔女がどうやってやってきたのか、突然現れます。魔女はこの土地の部族ステップを踏み鳴らしダンスにみんなを誘います。いつのまにか楽しいダンスの輪が広がりました。踊りはいつまでも続きながら舞台の幕が下りました。フィナーレではグループごとに挨拶が。BFクラスも集まってきてくれました。客席の皆さん、最後までご覧くださって本当にありがとうございました。ナレーションはAYさんでした。普段は川口にある公立中学の支援学級で働いていらっしゃるフレンドリーな方です。来年もご一緒してくださる約束をしてくださいました。皆々様、また来年お会いいたしましょう!